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加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2010年7月5日]

なぜ、成績が上がらない?

 さて、いよいよ1学期の総決算である期末テストが始まります。中間テストで思うような点数を取れなかった生徒さんは、ここで挽回しておかないと辛い2学期を迎えることになりますよ…。

 塾に来るようになり、中間テストですぐに大幅な得点アップをした生徒さんもおられます。思うような点を取れなかった生徒さんは『なぜ点が取れなかったのか』を自分自身に問いかけ、原因をハッキリさせ、今後に活かしていかなければ同じことの繰り返しになります。その結果、『成績が上がらないのは塾の教え方が悪いから』と責任転嫁して、自分を保護するようになります。そして、塾を変わる…。

 これは保護者の方も同様です。こっちがダメなら、あっちに変える…そしてまた変える…こんなことを繰り返しているうちに時間は過ぎて、取り返しのつかない状態になる。このような生徒さんを私はたくさん見てきました。人のせいにする前に、まず自分を変えないといけません。

 成績が芳しくない生徒さんにそろって見られるのは、『授業に対する真剣さに欠ける』ということです。自分自身は真剣に受けていると反論しても、『他と比較して』ということなので、厳しく自分を律してください。

 1学期中間テストで結果を出している生徒さんは、『理解しよう』として授業にのぞんでいます。それに反して、結果を出せていない生徒さんは、『一応、授業に参加しよう』という意識だった…ということです。100%そうです、とまでは言えませんが、結果が全てです。日本人は『過程』に対して重きを置いてきましたが、物事『結果』が全てです。

 授業中、成績が上がりそうな『目つき』をしている生徒さん、そうでない生徒さんはハッキリとわかります。結局は『真剣さ』なのです。同じ授業を受けていて、なぜ成績が上がる生徒さんとそうでない生徒さんがいるのでしょう? 考えたことがありますか? 全員の成績が上がらないのであれば、ダメな授業でしょう。上がっている生徒さんがおられるのであれば、特に問題のない授業と判断できます。私たちは生徒さんの学力の伸び率で、授業レベルを変えていっています。しかし、レベルを下げた授業をしたくはありません。皆に上がってきてもらいたいのです。私たちは真剣ですから、皆さんも真剣に授業を受けてください。ボケッとしていたら、あっという間に高校受験です。