[2019年11月14日]
インフルエンザが流行る時期になってきましたね。
県北の中学校では既に学年閉鎖になったところもあります。
インフルエンザにならないようにするために予防接種を受ける人も多いと思いますが、注意点があります。
それは、
体調が優れない時や、風をひいているとき、疲労感があるときに予防接種を受けないということ。
なぜだかわかりますか?
そもそも予防接種というのは、体内にインフルエンザウイルスを入れて、体内に抗体をつくらせることで発症しない(感染しない)ようにするものです。
予防接種用のインフルエンザウイルスは微量ですし、弱いのでその場で発症することはまずありません。
が、体が弱っているときにそのウイルスを体内に入れてしまうと抗体をつくる前に体がウイルスに負けてしまい、発症してしまいます。
ですから、体調が万全なときに予防接種を受けることが望ましいとというわけ。
また、過去の傾向からインフルエンザウイルスのワクチンの種類を選択しているので、予防接種で受けたワクチンと感染したウイルスの種類が異なっていれば、もちろんワクチンの効果はありません。
ですが、予防接種を受けていれば、受けていない人より発症する確率はもちろん下がります。
ですが、予防接種だけに頼るのではなく、日々の手洗いやうがい等で予防することも大事ですよ。
特に中高生は期末テストが迫っていますから、体調には十分気をつけましょう。