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加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2019年11月15日]

思考停止の罠

皆さんは、


「定期テスト5教科合計で470点とったんだよ」

という話を聞いたときに、どう思いますか?


これはとても大事なことだと思います。



「○○くん(さん)は頭が良いもんね。」「天才だね。」という考えに至ってしまったら、もうその時点で点数を取るためのヒントは発掘できなくなるからです。

そういう思考停止の罠に陥ると、点数を取るためのスキルは成長しなくなります。



逆に、

「定期テスト5教科合計で470点とったんだよ」

という話を聞いたときに、

「どうやって470点もとったんだろう」

「なんでそんなにもとれるんだろう」

「毎回のテストでそんなに高い点数をとっているんだろうか」

「どのくらいテスト勉強に時間を使っているんだろうか」


といったように、「自分が思いつく以外の470点をとるための秘訣があるんだろうか」と思考停止させずに考えていくことで自分の点数アップのスキルが上がっていくと思います。



例えば、

同じクラスの人が英語で90点をとったという話を聞いたときに、「はいはい、天才だからね」とか「奇跡だよ」とか、その点数はその人だから取れたんだと自分の中で結論づけてしまうと、もうそれ以上、英語で90点を取るための情報スキルは得られないわけです。

ですが、そのときにその人に質問をして、どんな勉強方法をしているのか、どこの塾に行っているのか等、その人に聞けば、もしかしたら点数アップの秘訣が見つかるかもしれません。

そうすれば、その瞬間から既に成長していることになります。点数を取るためのスキルアップを今まさにしているわけですからね。

だから、できる限り「〜点とった」「〜点数アップした」と聞いたときに、思考停止しないこと。

「まぐれです」「奇跡です」などと思考停止しないことが自分の点数アップのスキルアップに繋がっていくんじゃないかなと思います。