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加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2020年9月8日]

「明治」改元の日

本日9月8日は「明治」改元の日です。

1867年(慶応3年)1月9日に践祚(せんそ;天皇の地位を受け継ぐこと)した睦仁(むつひと)親王が1868年(慶応4年/明治元年)8月27日に即位式をあげ、9月8日に「明治」と改元されました。
この時から新天皇の即位時に改元し、天皇の在位中には元号を変えないという「一世一元の制」が定められました。
それ以前は天皇の在位中にも災害など様々な理由によりしばしば改元が行なわれていました。

「明治」の由来

「明治」の由来は、中国儒教の経典『易経』の「聖人南面而聴天下、嚮明而治」(聖人南面して天下を聴き、明に嚮(むか)ひて治む)という言葉から来ています。
「聖人が北極星のように顔を南を向けてとどまることを知れば、天下は明るい方向に向かって治まる」という意味です。
この言葉は過去の改元の際に江戸時代だけで8回、計10回候補として勘案されていましたが、通算11度目にして採用されました。