[2020年9月10日]
本日9月10日はカラーテレビ放送記念日です。
1960年(昭和35年)の9月10日、NHK・日本テレビ・ラジオ東京テレビ(現:TBS)・読売テレビ・朝日放送の5局がカラーテレビの本放送を開始しました。
これはアメリカに次いで世界で2番目となるものでした。
カラーテレビ(color television)とは、映像に色が付いているテレビジョン放送、またはこれに対応したテレビ受像機を意味します。
日本で登場したばかりの頃は「総天然色テレビジョン」と呼ばれていました。
当初は非常に高価であったためあまり普及しませんでしたが、1964年(昭和39年)の東京オリンピックを契機に各メーカーが規格化・画質の改善・宣伝に力を入れたことで普及が大幅に促進されました。
その後、カラー放送が増えたことなどもあり、受像機の生産台数も大幅に伸びました。
さらに、性能が向上し、大量生産で値段が下がったことにより爆発的に普及し、1973年(昭和48年)にはカラーテレビの普及率が白黒テレビを上回りました。