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加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2020年9月23日]

海王星の日

本日9月23日は海王星の日です。

1846年の9月23日、ドイツ・ベルリン天文台のヨハン・ガレ(Johann Galle、1812〜1910年)が望遠鏡を用いて「海王星」を発見しました。

1781年の天王星の発見以降、その軌道がニュートンの天文力学に合わないのは、その外側にさらに惑星があるためだと考えられていました。
そのため、いろいろな科学者が天王星の軌道の乱れなどを元に未知の惑星の大きさや軌道・位置を計算しました。
そして、フランスのユルバン・ルヴェリエ(Urbain Verrier、1811〜1877年)が計算で予言した場所にガレにより新しい惑星が発見されました。
一方で、イギリスのジョン・アダムズ(John Adams、1819〜1892年)もその場所を突き止めていたため、現在ではガレとルヴェリエ、アダムズは3人とも発見者とされています。

海王星について

海王星(Neptune)は、太陽系の太陽に近い方から8番目の惑星です。
太陽系惑星の中では最も太陽から遠い位置を公転しています。
名称の「Neptune」は、ローマ神話における海神「ネプトゥーヌス」にちなんでいます。
海王星の直径は49,528kmで、これは地球の3.88倍に相当します。
巨大な氷惑星で、太陽から非常に離れているため、わずかな熱しか受けていません。
表面の温度は約50K(約-223℃)です。
しかしながら、中心部の温度は、約5,400K(約5,127℃)と熱を持っています。
大気の構成は、水素80%・ヘリウム19%・メタン1.5%となっています。