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加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2020年10月23日]

霜降

本日10月23日は霜降です。

「霜降(そうこう)」は、「二十四節気」の一つで第18番目にあたります。
現在広まっている定気法では太陽黄経が210度のときで10月23日頃です。
「寒露」(10月8日頃)と「立冬」(11月7日頃)の中間にあたります。
期間としての意味もあり、この日から、次の節気の「立冬」前日までです。
西洋占星術では「霜降」が天蠍宮(てんかつきゅう:さそり座)の始まりとなります。
秋が一段と深まり、露(つゆ)が冷気によって霜(しも)となって降り始める頃なので「霜降」とされています。
江戸時代の暦の解説書『暦便覧(こよみびんらん)』では「露が陰気に結ばれて霜となりて降るゆゑ也」と説明しています。
楓(カエデ)や蔦(ツタ)、躑躅(ツツジ)、漆(ウルシ)、銀杏(イチョウ)などが紅葉または黄葉し始める頃です。
また、朝夕の気温が下がり、冬の近付きを感じる頃でもあります。
この日から「立冬」までの間に吹く寒い北風を「木枯らし(凩:こがらし)」と呼んでいます。
気圧配置が西高東低の冬型で、最大風速8m/s以上の北風など条件はさらに複雑ですが、関東地方(東京)と近畿地方(大阪)において、毎秋最初の木枯らしを「木枯らし一号」として気象庁より発表されます。