[2020年12月7日]
本日12月7日は大雪です。
「大雪(たいせつ)」は、「二十四節気」の一つで第21番目にあたります。
現在広まっている定気法では太陽黄経が255度のときで12月7日頃となっています。
「大雪」の一つ前の節気は「小雪」(11月22日頃)、一つ後の節気は「冬至」(12月22日頃)です。
「大雪」には期間としての意味もあり、この日から、次の節気の「冬至」前日までになります。
北風が吹いて雪が激しく降り始める頃という意味で「大雪」とされます。
日本海側では大雪が降る年もあります。
江戸時代の暦の解説書『こよみ便覧(べんらん)』では「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也」と説明しています。
この時期から日に日に寒さが厳しくなります。
また、鰤(ブリ)や鰰(ハタハタ)などの冬の魚の漁が盛んになり、熊が冬眠に入り、南天(ナンテン)や梔子(クチナシ)、藪柑子(ヤブコウジ)の実が赤く色付く頃でもあります。