[2021年1月3日]
本日1月3日は戊辰戦争開戦の日です。
1868年(慶応4年)の1月3日(旧暦)、歴史の教科書でもおなじみの「戊辰戦争」(ぼしんせんそう)が始まりました。
名称はこの年の干支が「戊辰」であることに由来しています。
京都の鳥羽・伏見で、王政復古を経て明治政府を樹立した薩摩藩・長州藩らを中核とした新政府軍と、旧幕府勢力および奥羽越列藩同盟が戦闘しました。
装備で劣る旧幕府軍は敗退し、1月6日夜、江戸幕府第15代将軍・徳川慶喜は自軍を捨てて、大坂城から海路で江戸へ退却しました。
一方、新政府軍は慶喜追討令を受けて江戸へ進撃しました。
戊辰戦争は明治新政府の勝利で幕を閉じました。
国内に他の交戦団体が消滅したことにより、欧米列強が条約による内戦への局外中立を解除し、これ以降、同政府が日本を統治する合法政府として国際的に認められることとなりました。