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加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2021年1月8日]

「平成」改元の日

本日1月8日は新しい元号「平成」が始まった日です。

1月8日は「平成スタートの日」や「平成はじまりの日」などとも呼ばれています。
1989年(昭和64年)1月7日の昭和天皇の崩御をうけて、皇太子であった明仁(あきひと)親王(現:上皇)が新天皇に即位されました。
それと共に元号が「平成」と決定しました。
当時の内閣官房長官だった小渕恵三(おぶち けいぞう)が、記者会見で「平成」の元号が書かれた台紙を公開しました。
そして、翌日の1月8日より「平成」がスタートしました。
小渕官房長官が「新しい元号は、『平成』であります」と言いながら、官僚・書家の河東純一(かとう じゅんいち)の揮毫した新元号「平成」を墨書した台紙を示す姿は、新時代の象徴とされました。
※揮毫(きごう:毛筆で文字を書くこと)、墨書(ぼくしょ:墨で書くこと)

「平成」の由来

「平成」は「大化」以来、247番目の元号です。
中国の歴史書『史記』五帝本紀の「内平外成」(内平らかに外成る)と、中国最古の歴史書『書経』大禹謨の「地平天成」(地平らかに天成る)の言葉から「平」と「成」の字が選ばれました。
「国の内外にも天地にも平和が達成される」という意味です。
江戸時代最末期、「慶応」と改元された際の別案に「平成」が有り、出典も同じ『史記』と『書経』からとされています。