[2021年1月30日]
本日1月30日は3分間電話の日です。
1970年(昭和45年)の1月30日、日本電信電話公社(略称:電電公社、現:NTT)の市内電話の料金が3分間10円になりました。
これは公衆電話からの料金で、それまで1通話10円で、時間は無制限でした。
3分間10円は長電話防止のために始められたものでした。
現在は携帯電話・スマートフォンの時代ですが、この時代には「テレホンカード」も、100円硬貨の使える「黄電話」もまだありませんでした。
「青電話」は1968年(昭和43年)に登場し、ダイヤル市外通話が可能となりました。
黄電話が登場したのは1972年(昭和47年)のことで、高額通話が増加したことから導入されました。
黄電話は100円硬貨も使え、ましたが、構造やスペースの都合により釣り銭が出ませんでした。
そのため、「100円玉でモシモシ お釣りはデンデン」などとも揶揄されましたが、大量の10円硬貨を必要としないメリットがありました。
テレホンカードは1982年(昭和57年)12月に発行・発売が開始されました。
関連する記念日として、12月16日は「電話創業の日」、9月11日は「公衆電話の日」、10月23日は「電信電話記念日」、12月23日は「テレホンカードの日」となっています。