[2021年3月15日]
本日3月15日は万国博デーです。
1970年(昭和45年)の3月15日、前日に開幕式が行われた大阪府吹田市千里丘陵の「日本万国博覧会」(大阪万博)の一般入場が開始されました。
大阪万博の開催期間は3月15日〜9月13日の約6ヵ月、183日間でした。
英語表記は「Japan World Exposition, Osaka 1970」(EXPO'70)となります。
アジア初かつ日本で最初の国際博覧会であり、当時史上最大の規模を誇りました。
主催は、財団法人・日本万国博覧会協会でした。
博覧会の名誉総裁は当時の皇太子・明仁親王、名誉会長は当時の内閣総理大臣・佐藤栄作でした。
「人類の進歩と調和」(Progress and Harmony for Mankind)をテーマに掲げ、77ヵ国が参加し、戦後、高度経済成長を成し遂げアメリカに次ぐ経済大国となった日本の象徴的な意義を持つイベントとして開催されました。
日本においては1964年(昭和39年)の東京オリンピック以来の国家プロジェクトであり、多くの企業・研究者・建築家・芸術家らがパビリオン建設や映像・音響などのイベント制作・展示物制作に起用されました。
大阪市など会場周辺市街地では万博開催への整備がなされ、道路や鉄道、地下鉄建設など大規模開発が進められました。
万博の会場面積は330ha、総入場者数は約6421万人(うち外国人は約170万人)でした。
テーマ館の一部として芸術家・岡本太郎意匠による「太陽の塔」が作られました。
塔は現在も残され、万博記念公園のシンボルとなっています。