[2021年4月5日]
本日4月5日はデビューの日です。
1958年(昭和33年)の4月5日、読売巨人軍・長嶋茂雄(ながしま しげお)が開幕戦に3番サードで先発出場し、プロ野球デビューしました。
この日は新人にエールを送る日とされています。
長嶋のデビューは、国鉄のエース・金田正一(かねだ まさいち)投手を相手に4打席4連続三振でした。
そのすべてが渾身のフルスイングによる三振であったことが伝説的に語り継がれています。
その後、長嶋は4番サードの「燃える男」として、王貞治(おう さだはる)とともに「ON時代」を築き、巨人の9年連続日本一の立役者となりました。
プロ野球ファンを熱狂させ続けたことから「ミスタージャイアンツ」「ミスタープロ野球」とも呼ばれ、1974年(昭和49年)に「巨人軍は永久に不滅です」の言葉とともに現役を引退しました。
その後、巨人の監督に就任し、監督としては通算15年でリーグ優勝5回、日本一2回という実績を残しました。
2013年(平成25年)に国民栄誉賞を受賞し、「ミスター」として今なお多くのファンに愛されています。