[2021年4月12日]
本日4月12日は世界宇宙飛行の日です。
1961年(昭和36年)の4月12日、世界初の有人宇宙衛星船・ソビエト連邦のヴォストーク1号が打ち上げられました。
この歴史的な出来事は、全人類のための宇宙探査への道を開きました。
4月12日は国連が制定した国際デーの一つでもあります。
英語表記は「International Day of Human Space Flight」で、日本語では「国際有人宇宙飛行デー」とされます。
2011年(平成23年)4月の国連総会で記念日とすることが採択されました。
持続可能な開発の目標を達成し、国家と人々の幸福を増進し、平和目的のために宇宙を維持することを目的としています。
宇宙船の「ヴォストーク(Восток)」という名前は、ロシア語で「東」を意味する一般名詞です。
ヴォストーク1号は地球を一周し、無事に帰還し、人類初の有人宇宙飛行に成功しました。
打ち上げから帰還までは108分でした。
搭乗したユーリイ・ガガーリン少佐(Yuri Gagarin、1934〜1968年)は、帰還後に宇宙から地球を見た時の感想を「地球は青かった」と表現したとされ、日本において名言となっています。
ガガーリンの言葉とされる「地球は青かった」は、日本においてのみ有名で、また原文の意味とは多少異なり、直訳だと「空は非常に暗かった。一方、地球は青みがかっていた」になるそうです。
日本以外では、ガガーリンの地球周回中の言葉とされる「ここに神は見当たらない」の方が有名ですが、記録にはその発言が残っていません。
色々な噂がありますが、ガガーリンが宇宙へ赴いた最初の人類であることは確かです。