[2021年7月28日]
地名の日
皆さん、地名に興味を持ったことはありませんか。私は大変興味を持っています。例えば、北海道の登別温泉は、もともとアイヌ語でヌ・プル・ベツ（白く濁った川）からきています。面白いですよね。そんな今日は、「地名の日」です！
日本地名愛好会が2008年（平成20年）に制定しました。日付は、アイヌ語地名研究家・山田秀三（やまだ ひでぞう、1899〜1992年）の命日であり、地名研究家・谷川健一（たにがわ けんいち、1921〜2013年）の誕生日であることからです。地名の理解と関心を高めることが目的です。
北海道には難しい地名が多くありますが、これはアイヌ語が由来となっているためです。江戸時代以降、北海道に和人（日本人）が入るようになり、アイヌの土地名に漢字を当てて地名としたことによります。一例は以下の通りです。ではまた。
• 札幌：サッ・ポロ・ペツ（乾いた大きな川）
• 小樽：オタ・オル・ナイ（砂浜の中の川）
• 苫小牧：ト・マク・オマ・ナイ（沼の奥にある川）
• 稚内：ヤム・ワッカ・ナイ（冷たい飲み水の川）
• 釧路：クスリ（温泉水）