パソコン版を見る

加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2021年8月19日]

五・七・五

俳句の日

「俳句の日」は、正岡子規研究家で俳人の坪内稔典らが提唱し、1991年(平成3年)に制定しました。「俳句記念日」は、俳句作家の上野貴子氏が主宰する「おしゃべりHAIKUの会」が制定しました。日付は「は(8)い(1)く(9)」(俳句)と読む語呂合わせから。句会などを通して、俳句の楽しさ・奥深さ・季節感の大切さなどを知ってもらうことが目的です。記念日に合わせてイベントや大会などを行っています。

 俳句は、主に五・七・五の十七音で表現され、「世界一短い詩」とも言われる。江戸時代に俳諧が流行し、最初の五・七・五の発句を重要視したのが松尾芭蕉(1644〜1694年)です。芭蕉の有名な句として「古池や蛙飛びこむ水の音」があります。そして、明治時代になると正岡子規(1867〜1902年)によって近代の俳句が確立されました。生涯に20万を超える句を詠んだ子規の作品のうち最も有名な句として「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」がある。上記の芭蕉の句と並んで俳句の代名詞として知られています。

ではまた。