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加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2021年9月30日]

鶴山

津山の地名の由来

 皆さん、津山に行ったことはありますか。私はまだ行ったことはありません。県内3番目の都市らしく、非常に興味を持っています。特に、津山のホルモンうどんは是非食べてみたいですね!

 津山の地名は初代津山藩主である森 忠政が美作国の領主として入封した時に、津山盆地のほぼ中心に位置する鶴山に築城をした事に由来します。森 忠政は、本能寺の変で亡くなった、森 蘭丸の弟です。織田信長ゆかりの人です。ここまでは岡山と同じです。
 
 しかし鶴山の『鶴』は、森家の家紋だったので、そのまま鶴山(かくさん)とはしないで、漢字だけを変える事にしました。
 そこで鶴を訓読みにして『津山』と改名したのが、現在の津山の地名の由来です。 『津』という字には船着場や港の意味があります。例えば、三重県の県庁所在地の津市も同じです。「安濃津」から津をとってます。 鶴から津へと変更したのは、運河と関係していると考えられています。今では津山城跡は『鶴山(かくざん)公園』と呼ばれ、春はサクラの名所として多くの観光客の目を楽しませています。 鶴山の地名は、山の形が羽を広げた鶴のように見える事からきています。
なかなか奥深いですね。地名は。ではまた。