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加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2021年10月4日]

瀬戸内市

邑久の地名の由来
  
 最初、この地名を見て全くと言っていい程読めませんでした。長船は日本史で出てくるので読めましたが、「おく」と読むとはなかなかの衝撃度でしたね。現在、瀬戸内市の中心であり、ここに市役所があります。前回の牛窓に行く玄関口となっています。果たして、どうして「邑久」となったのでしょうか。

 邑久の地名は、古来にこの辺りが大伯国(おおくのくに)と呼ば れていた事から転じて出来た地名だとされています。 天武天皇の娘である大来皇女の名前を『大伯皇女』 と書く事があるのは、彼女が生まれたのが大伯国の前に広がる海(大伯海)で航行している際に生まれた為に付けられた名前だとされているからです。

 邑久地域は竹久夢二さんの出身地で、今でも生家が残されています。ではまた。