[2021年10月16日]
勝央町の地名の由来
平成の大合併時にも単独存続を貫いた勝央町。(勝央町にある企業も多い事実がありますが・・・) この気概の強さは町名にも出てきており、勝田郡の中央、中心となる町として「勝央町」となったと言われています。
ちなみに平成の大合併以前の勝田郡の形を見ると、勝央町が中心辺りに来るようになっており、こちらも町名の由来の一つと言えそうです。
(※現在は市町村合併により、勝田郡には勝央町と奈義町のみが残っています)
桃太郎伝説発祥の地を掲げる岡山県ですが、実は勝央町は「金太郎ゆかりの地」として知られています。これは金太郎のモデルになった坂田金時が旅路でかかった病気によって亡くなった地が勝央町だったと言われているからです。
そのご遺体が葬られた地というのが、町内にある栗柄神社だといわれています。
余談ですが、坂田金時の名前は『金時豆』の由来であり、息子の金平の名前は『金平ごぼう』の由来となっています。 勝央町では残念ながら金時豆も金平ごぼうも特産品ではなく、黒大豆の栽培が盛んです。
ではまた。