[2021年10月28日]
日生の地名の由来
他の地域の人がこの地名を一発で読めたらすごいですよね。それほどの難読地名です。
海の風景は有名で、特に冬にとれる牡蠣は、岡山でも有名な所です。牡蠣がたっぷり入ったカキオコでも知られています。そうです。この地名は、「ひなせ」と読みます。では、地名の由来はどういったものなのでしょうか。
日生という珍しい地名の由来は二つ知られています。 一つは旧地名が「星村」というものだったいうものです。 しかし火災が多発した為に、日(火)と生という字を離して 「日生」としたというものです。
もう一つの由来は古くからあった「日那志」という漢字が転じたものです。 こちらの説の方が有力説として考えられています。 かつて往来の中心となっていた山道から、ちょうど綺麗に朝日が登ってくるのが見えることからついた地名であると考えられており、「日成」の書き方もされたそうです。
また朝日の美しい瀬で、ヒナセという名前が生じたという説もあります。ではまた。