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加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2021年11月5日]

瀬戸内海眺望

金甲山の地名の由来

 金甲山の名前は、坂上田村麻呂という人物に由来します。桓武天皇から由加山に出る鬼を退治するために派遣されて岡山を訪れました。 その際に当時の児島(※現在の児島半島)で霊山として名高かった金甲山を訪れて武運を祈ったと伝えられています。
 そして金で出来た兜(甲)を奉納したのだそう です。この事から、この山は金甲山と呼ばれるようになりました。
 金甲山と呼ばれる以前は霊山として崇拝されていた事から、「神の峯」と呼ばれていたそうです。その場所とされるのが頂上にある祭祀遺跡・神籠石の辺りだと言われています。
 
 金甲山はかつて、県内でも有数の観光地として知られていました。 当時はレストランやお土産売り場があり、近くまで観光バスが乗りつける…そんな光景が見られました。
 現在ではそのような風景は見られなくなりました。レストランなどのお店も既に廃業してしまいましたが、今でも展望の良さから観光に来る方は決して少なくはありません。
 ではまた。