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加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2021年11月16日]

再び合成地名

灘崎の地名の由来

 灘崎は岡山市南区にある地域名で、平成の大合併まで存在した旧灘崎町のエリアです。 地域内の大半が干拓によるもので、地域内には現在は内陸部ながらも、かつて沿岸部だった事に由来する地名も見られます。灘崎の地名もその一つと言えるでしょう。
 ただし灘崎という地名自体には意味はありません。灘村(迫川、奥迫川、宗津、片岡)と、彦崎村(彦崎、植松、川張)が合併した際に、それぞれの地名から1字ずつ取って灘崎としました。こういう地名の作り方を合成地名と呼び、対等な合併の際によく用いられます。2005年に灘崎町は岡山市に編入合併しました。

 町内にあった大字は現在、岡山市南区彦崎といった形で、旧町名を残さない形で用いられています。 しかし編入合併後5年間だけは岡山市南区灘崎町彦崎という形で、旧町名が加えられていました。
 これは合併後に灘崎町が合併特例区だった期間に実施されていました。
 2010年に合併特例区の期間が満了するのに合わせて、灘崎町の表記は消されました。

 ではまた。