[2021年12月22日]
北区富田の地名の由来
岡山市北区富田はかつて葦原が広がっていた土地を開発して新田とした土地です。
当初、新田の名前として「福永新田」と呼ばれていました。 後に新田を取って福永村になりましたが、後に富田に改称しました。 富田は新田開発された土地によく用いられる地名で、田が富むようにという願いを込めた瑞祥地名です。
瑞祥地名は縁起のいい言葉を組み合わせて作られる地名の事を指します。富田のように農業で作るなら、いい田圃になるようにとの願いを込め「吉田」といった形で作られます。もちろん農業だけで用いられる手法ではありません。 繁華街の整備などの際には、栄えるようにという願いを込めた「栄町」などがあります。
ではまた。