パソコン版を見る

加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2021年12月27日]

亜公園

北区天神町の地名の由来

 岡山市北区天神町は地区内にある天神山に由来する地名です。天満天神が祀られていたことが天神山の地名の起源です。だから、古くは天神山とも天満山とも言ったそうですが、江戸時代頃には天神山と呼ばれる事の方が多かったそうです。
 天神山は地区としては石関町に加えられました。1964年に実施された住居表示事業に伴い石関町、弓之町、表町の一部を分離して天神町として新設されました。天神町には1982年に「亜公園」と呼ばれる公園がオープンしました。 材木商・片山儀太郎が建設した公園で、名前には後楽園に次ぐ公園という意味が込められています。
 ただし後楽園のような景観を楽しむ公園とは異なり、現代の言葉で言うとテーマパークに近いものだったようです。 ビリヤードや飲食店が置かれましたが、オーナーの片山が株で失敗したことに伴い1987年には閉鎖してしまいました。現在、跡地を占める標石が設置されています。
 ではまた。