[2022年1月20日]
北区弓之町の地名の由来
岡山市北区弓町は岡山市の城下町整備で誕生した地名です。
池田忠雄が藩主の時代に、この辺りに弓衆を住まわせていました。 弓衆は弓組の隊員を指し、戦の際に弓矢で戦う武士を指します。 ただし江戸時代後期には住むのは弓衆に限られなくなっており、普通の侍町担っていたようです。
弓之町のような職業に由来する地名は城下町によく見られます。 城下町を整備する際に決まった職業や、呼び寄せた商人を固めて住まわせる事が多かったのです。
その為にその職業が地名となります。岡山市に限らず各地の旧城下町で見られます。岡山県内では津山市によく職業の地名が残されています。
ではまた。