[2022年2月26日]
南区妹尾の地名の由来
妹尾の地名の由来を二つご紹介します。
まず一つ目は、地形に由来するものです。かつては妹尾の辺りまでが海岸だったので、瀬の尾(=端っこ)という意味から、妹尾という地名になったという説です。
もう一つの説は人名に由来するものです。それは妹尾兼康という武将で、自らの領地であった妹尾地域へに用水を引くなど、地域の開発に多大なる貢献をしました。その用水は備中湛井十二ヶ郷用水と呼ばれ、現在でも活用されています。そうした貢献へ対する感謝の念を込めて、地域の名前としたとする説です。
ただしJR妹尾駅は妹尾にありません。駅の住所は岡山市南区東畦です。妹尾駅の敷地から出たところからが妹尾です。東畦は妹尾地域でもなく、興除地域センターの管轄エリアにあります。駅名に妹尾が選ばれた経緯は調べられませんでしたが、駅が境界に隣接する事や、知名度の高い妹尾の方が選ばれたのではないでしょうか。
ではまた。