[2022年3月10日]
みなさん、こんにちは。
本日3月10日は、さとうの語呂にちなんで"砂糖"の日とされています。
紀元前327年に、インドに遠征したアレクサンダー大王がガンジス川流域でサトウキビを発見しました。ここから砂糖がつくられ、インドから中国、そして日本へと伝わりました。
砂糖が日本に導入されたのは、8世紀の奈良時代だといわれています。
当時砂糖は貴重で高価なもので、ごく一部の上流階級の者しか使用できませんでした。それも、食用としてではなく、薬用として使われていたようです。
もちろん砂糖はヨーロッパのほうにも伝わり、16〜19世紀に、南米やアフリカ大陸でも大規模なサトウキビ畑が開発されました。
サトウキビといえば、日本では沖縄県が有名です。江戸時代の初期、現在私たちが知っている形での砂糖の製造を始めたのも琉球だとされています。
今では当たり前のように手に入る砂糖ですが、発見から拡散、製造技術の進歩を経て今にいたります。
砂糖に含まれるブドウ糖は脳のエネルギー供給源となり、精神のリラックス効果なども期待されています。とりすぎには注意し、勉強で疲れたら適量を楽しみましょう。