[2022年4月1日]
みなさん、こんにちは。
桜が満開できれいですね。さて、本日はエイプリルフールですが、この日は悪意のない嘘をついてもよいとされる風習があります。
ヨーロッパから伝わってきたイメージがありますが、発祥はインドともいわれています。
インドでは、修行僧が3月20日頃から3月末にかけて過酷な悟りの修練を行います。
ところが、修行を終えたとたん僧たちは現世に戻り迷いが生じます。それを見て"せっかくの修行が無駄になる"と揶揄されたことから、修行を終えた4月1日は"揶揄節（やゆせつ）"とよばれています。
この"揶揄節"がヨーロッパに伝わって"April fool"という風習が生まれたのではないかと言われています。
一方、ヨーロッパでは3月25日を新年とし、4月1日まで春の祭りを開催するという風習がありました。ところが1564年、フランスのシャルル9世が1月1日を新年とする暦を採用しました。
風習が変わることに反対した人々が、4月1日を"嘘の新年"として馬鹿騒ぎするようになったことがはじまりだ、という説もあります。
どちらにしても、本日4月1日は"嘘をつく"という文化が生まれました。日本でも、多くの企業がこの日に斬新な商品を発売すると宣言しています。例えば、ラーメン味のバニラアイス発売など…。
実際販売されることはありませんが、中には本当にやってほしい企画もありますね。