[2022年4月2日]
みなさん、こんにちは。
本日は童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの誕生日であり、"国際こどもの本の日"と呼ばれています。
"人魚姫"、"はだかの王様""マッチ売りの少女"をはじめ、数々のアンデルセン童話が世界中で読まれています。
アンデルセンは、1805年のデンマーク=ノルウェーの都市、オーデンセに生まれました。
アンデルセンの家庭は裕福ではありませんでしたが、彼は想像力豊かな人物として成長していきまいした。
彼の童話には「醜いアヒルの子」や「マッチ売りの少女」など、話の中に悲しい描写がある作品もあります。
アンデルセン自身も、オペラ歌手や劇作家を目指すも挫折したという経験があります。
大学に通うも学長に冷遇され、恋愛もうまくいかず、茨の道を歩み続けました。
童話には、想像力豊かな彼の世界と、非現実的でありながらも人間のエゴなど現実世界の生々しい風刺も描かれています。
童話を読むこどもたちは、ただ楽しそうな架空の世界だけではなく、現実世界の厳しさも想像するのではないでしょうか。
もの悲しい作品もありますが、今でも彼の作品は多くのこどもたちに読まれ、絶望のなかで生まれたかすかな希望を与え続けているのですね。