[2022年4月4日]
みなさん、こんにちは。
ルネ・デカルトは、フランス出身の哲学者でもあり数学者でもあります。
"我思う、ゆえに我あり"などの名言が有名です。
数学では、現在平面上の点の位置を2つの実数を用いて表すという方法が定着していますが、この方法も彼が考案し、"デカルト座標系"という名前がつけられています。
また、数学ではxやaといった文字を使用しますが、この文字は一般的にa,b,cなどは定数、x,y,zなどは未知数に使われています。
例えば、二次方程式はax² + bx + c=0という公式で表されますが、このa,b,cは定数なので普段はx² + 3x + 5=0とか2x² + 6x + 8=0という式で表されます。
別の使い分け方をしていた数学者もいますが、現在定着しているこのような使い分けを始めたのもデカルトでした。
哲学分野では"今自分がここに存在することはどうやって証明できるのか"ということを考え続けていました。
彼が夜も眠れないほどに考えてたどり着いた結果は、"今考えている自分が存在していること自体が自分が存在することの証明になる"というものでした。
哲学は考え始めるとどんどん深い沼にはまってしまいそうですね。しかし、"夕焼けが赤いことを証明するにはどうすればよいか"など考えると面白いテーマもあります。
暇があれば考えてみましょう。