パソコン版を見る

加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2022年4月18日]

ジンバブエ

みなさん、こんにちは。
アフリカ大陸の南部に、かつて"ローデシア"という、アパルトヘイトを行っていたアフリカの白人国家がありました。
独立戦争後にローデシアは消滅し、1980年の今日、その地に新たな国家"ジンバブエ"が誕生しました。
ジンバブエは黒人主導の共和制国家で、単にローデシアの国名が変わったわけではありません。

ジンバブエの国土面積は日本とほぼかわらず、人口は1440万人前後なので人口密度はそれほど高くありません。
首都ハラレは標高が高く、夏でも暑すぎず蚊もそれほどいないため、マラリアなどの伝染病の心配もそれほどないそうです。
宗教はキリスト教が80パーセント以上を占めています。
東経31.05度に位置するため、日本と7時間ほどの時差があります。
自然豊かな国で、ザンビアとの国境には世界三大瀑布に数えられる"ビクトリアの滝"があります。

ジンバブエでは一度ハイパーインフレが起こっており、2008年にピークをむかえました。自国通貨であったジンバブエ・ドルは廃止され、現在ではポンド、米ドル、ランド、中国通貨、そして日本円も含め9種類もの通貨が法定通貨とされています。

現在では以前より治安が安定しており、道行く人は"Hi"と気軽に話しかけてくれるとてもフレンドリーな雰囲気なのだそうです。

アフリカには多くのことわざが存在しますが、ジンバブエには"地べたの上の果物はみんなのものだが、木の上の果物は登ることができる人のもの"というものがあります。
やはり、"特権"は努力した者のみ得られるものですね。