[2022年4月22日]
みなさん、こんにちは。
"4月こと座流星群"が23日(土)4時頃に極大となります。
見頃は22日(金)深夜〜23日(土)未明で、流星数は1時間に5個程度です。
流星の正体は地球の大気圏に突入した、わずか直径1mm〜数cm程度のチリです。これほど小さなチリがどうして見えるのかというと、チリが落下する途中で大気との摩擦が発生し、発光するからです。
昼間でも見えるほど明るい流星もあるそうです。
流星群の放射には必ず放射点が存在し、その放射点となる星を中心に幾筋もの光が流れます。
こと座流星群は、ベガの近くのこと座を中心に、四方八方に光が流れていきます。
流星群は季節ごとに数多くありますが、年によってはほとんど観測できなかったりと、毎年決まって流れるわけではありません。
毎年流星数が安定している"しぶんぎ座流星群""ペルセウス座流星群""ふたご座流星群"は、"三大流星群"と呼ばれています。
今夜の月は下限の月であり、深夜になると月がのぼってくるため、明るさで流星が見つけづらくなります。
月が物影に隠れるような、少し暗い場所で夜空を見上げるのがおすすめです。