[2022年4月29日]
みなさん、こんにちは。
本日4月29日はもともと"昭和の日"でしたが、平成になると"みどりの日"になり、2007年より再び"昭和の日"となりました。
"昭和の日"は"激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをめぐらす"と祝日法に定められています。
"みどりの日"は5月4日に移動しました。
みどりの日は、昭和天皇が在位中に生物や環境問題に興味をもって活動されていたことからうまれました。
みどりの日が5月4日に移される際、4月29日はそのまま平日になる可能性もありましたが、祝日を減らすことが国民にとって影響を及ぼすことになると考えられ、29日はそのまま昭和の日となりました。
昭和の時代は、第二次世界大戦という残酷な歴史が刻まれた時代でもありますが、その後の経済成長で日本がめまぐるしく発展する時代でもありました。
戦時中は若者が特攻するなど、現在では信じられない価値観が浸透していましたが、"他人の命も、自分自身の命も大切にする"現在の教育方針へと大きく変わりました。
"戦争がなければ"とは思いますが、昭和という時代がなければ今の日本はなかったのかもしれません。皮肉にも、人は苦い経験を乗り越えて成長する生き物でもあります。
あってはならないことですが、戦争で失われた有志たちの命は確実に今の平和な日本をつくりあげています。日本のこれからの発展に、彼らの意志が受け継がれていることを忘れないようにしましょう。