[2022年5月4日]
みなさん、こんにちは。
5月5日は端午の節句であり、"こどもの日"と呼ばれています。
端午の節句は、春秋戦国時代の中国で"屈原"という国王を供養するためのお祭が起源だと言われています。
中国の故事では、屈原の命日である5月5日に鎮魂の意をこめてお米が捧げられていましたが、河にいる龍に食べられてしまうことから、龍の嫌う葉でお米を包むようになったというエピソードがあります。
5月5日には、かしわもちやちまき、よもぎもちといった、野草が使われたおもちがつくられますが、実際によもぎの独特の香味が魔除けに効くとされており、軒に吊るされたりしていました。
現在日本では、端午の節句で男の子の誕生と成長を祝う風習が根付いていますが、家督が重視された当時は武家の家に男の子が生まれると、玄関先に馬印や幟をたてていたそうです。
現在でも、男の子のいる家には鯉のぼりをたてる風習が受け継がれていますね。
毎年、兵庫県香美町では88匹の鯉のぼりが、千葉県館山の城山公園では70匹の鯉のぼりが泳いでいます。
岡山県でも、真備美しい森などでこいのぼりフェスティバルが開催されています。今は自粛の風潮があるかもしれませんが、機会があれば訪れたいところですね。