[2022年5月14日]
みなさん、こんにちは。
1686年の今日、ドイツのダンツィヒに物理学者ファーレンハイトが生まれました。現在のグレゴリオ暦では、正確には5月24日になります。
温度の単位には数種類ありますが、代表的なものは摂氏(℃)や華氏(℉)があります。私たちが普段使っているのは℃のほうですね。
ファーレンハイトは物質の密度、沸点、膨張率などを測定し功績を残しましたが、欧米で一般に使われている華氏温度の単位を作った人物として有名です。
現在では割れた際に非常に危険なため見かけなくなりましたが、水銀温度計を作ったのも彼です。
摂氏温度では水が氷る温度を0℃、沸騰する温度は100℃ですが、華氏温度では水が凍る温度は32度、沸騰する温度は212度となります。
華氏温度の単位は私たちにはあまりなじみがないかもしれませんが、アメリカ、カナダ、イギリスでは普通に使われています。
こうしてみると、ファーレンハイトの名を知らない人でも、温度表示を通して数えきれない人々が彼と関わっていることになります。どの分野でもそうですが、後世に大きな功績を残すということは改めてすごいことですね。