[2022年5月16日]
みなさん、こんにちは。
1689年の今日、俳人の松井芭蕉が江戸を立ち、"おくのほそ道"で有名な旅を始めました。
これにちなんで、本日は"旅の日"と呼ばれています。
出発地の江戸から終点の大垣までは約2400kmにも及び、芭蕉は門人曾良とともにこれを150日かけて歩きました。
芭蕉は旅を通して俳句を詠み、永遠に変化しない物事の本質"不易"とそれに反する"流行"のいずれも感じとります。
"島々や千々に砕けて夏の海"
絶景で有名な松島にたどり着いたとき、芭蕉は上記の句を詠みました。
季節は夏、目の前に広がる青い意味に島々が美しく砕け散っているようだ、という意味のようです。
旅の感動は、実際に現地に赴かないとわかりません。私自身も、松島に行ったことはないので松島の美しさを語ることはできません。
いつか自分の目で、芭蕉をはじめあらゆる旅人が訪れた地を眺め、同じ感動を味わいたいですね。