[2022年5月24日]
みなさん、こんにちは。
数学の分野では、懸賞金がかけられた様々な未解決問題がそんざいします。
2000年の今日、アメリカ・クレイ数学研究所によって7つの未解決問題が発表されました。
この7つの問題は、1問あたりなんと100万ドル(日本円にすると約1億500万円強)の懸賞金がかけられており、"ミレニアム問題"とよばれています。
問題は、有名なリーマン予想、ポアンカレ予想のほか、ヤン–ミルズ方程式と質量ギャップ問題、P≠NP予想、ナビエ–ストークス方程式の解の存在と滑らかさ、ホッジ予想、バーチ・スウィンナートン=ダイアー予想の7つです。
数学の証明問題は、証明することはもちろん、その証明に誤りがないかを複数の数学者が検討しなければなりません。そのため、ものすごく時間がかかります。
1904年にフランスの数学者アンリ・ポアンカレが提唱した"ポアンカレ予想"のみ、現在解決済みです。
問題には、大学の数学で習うような知識が必須の問題もあれば、アマチュアでも手を付けることはできる問題もあります。もちろん、誰が証明してもかまいません。
どんな問題かだけでも、ぜひ調べてみてください。