[2022年6月7日]
みなさん、こんにちは。
1810年5月18日から5月25日まで、アルゼンチンでは"五月革命"が起こりました。
革命の起こったブエノスアイレスは当時、リオ・デ・ラ・プラタ副王領の首都でした。
革命後、5月25日に副王バルタサール・イダルゴ・デ・シスネロスが失脚し、現地の政府プリメラ・フンタが樹立しました。
ブエノスアイレスには、この革命を讃えた"メイヨー広場"というところがあります。
革命後の6月7日、五月革命を主導したマリアノ・モレノらは『Gazeta de Buenos Ayres』という新聞を創刊しました。
アルゼンチンでは、本日は"ジャーナリストの日"と呼ばれています。
革命も含め、これまでの歴史が今のアルゼンチンをつくっています。
当たり前ですが、革命はその国を良くしようとして行われるのであり、主導者やその者についていく国民がいなければ成立しません。
ジャーナリストは、メディアを通じて人々に"真実"を伝える職業です。文章は書き方によって伝わるニュアンスも変わってくるので、この"真実"を伝えることは簡単ではありません。
日本でも、一部のマスコミによる"偏向報道"が指摘されることがあります。例えば事件が発生したのであれば被害者側と加害者側、政治であれば各政党の意向について、様々な人の立場に立って考える必要があります。
プロ意識をもったジャーナリストたちによって、物事の本質が伝わる報道が増えるといいなと思いますね。