[2022年6月18日]
みなさん、こんにちは。
1877年の今日、東京・品川区〜大田区にある"大森貝塚"が発見されました。
アメリカの動物学者 エドワード・モース博士は、同年6月20日に横浜から新橋へ向かう汽車の窓から外を見ていたところ、貝殻が一帯に堆積している場所を発見しました。
この貝塚は縄文時代後期から末期にかけてのものとされており、当時のその地の人々が貝を常食していたことが分かります。貝殻以外にも土器の破片や動物の骨もあり、人々の生活の様子が伺えます。
この貝塚の発見は、日本の考古学の原点となりました。本日はこれを記念し"考古学の日"と呼ばれています。
何事もきっかけがあり、そこから発展していくのですね。