[2022年7月12日]
みなさん、こんにちは。
みなさんは、本物の剣を見たことがありますか。
もちろん、持ち歩くと銃刀法違反になるので、保管されている剣になります。和室に飾られている、という方もおられるかもしれませんね。
1984年の今日、島根県斐川町で弥生時代の銅剣358本が発見されました。農道を建設するにあたって行われた発掘調査により明らかとなりました。
発見された場所から、この遺跡は荒神谷遺跡と呼ばれています。遺跡の出土数としては、全国最多となっています。
弥生時代の遺跡には謎も多く、多くは祀りごとに使われていたと考えられています。一方で、狩猟中心の生活から農耕中心の生活へと切り替わった時代であり、遺跡から当時の人々の生活や文明の発展について分かったこともたくさんあります。
まだまだ知らなかった遺跡がたくさんあると思いますが、出土している遺跡はぜひみておきたいものですね。個人的には奈良の明日香村は面白かったのでお勧めです。中学校の校庭から出土した遺跡もありました。
今後思わぬところでまた遺跡が発見されるかもしれませんね。