[2022年9月22日]
本日、明治時代の慈善事業家であった(現在の岡山大学の)医学生:石井十次が、日本で初めての孤児院である
"孤児教育会"を岡山市内に創設しました。
もともと彼は岡山で医師を目指していましたが、孤児を預かったことをきっかけに育児事業に献身するようになりました。
結局彼は、多くの子どもたちを抱えたまま医師として働くことはかなわず、生涯を福祉活動にささげることになりますが、
どちらにしても、人々のために尽くす人物であったことに変わりはありませんね。
岡山孤児院は今は存在しませんが、"石井記念友愛社"をはじめ、彼の意志を継ぐ福祉活動は現在も行われています。
時代とともに人々の生活水準は変わりましたが、現在でも当然家庭によって生活はちがいます。
裕福な家庭が必ずしも幸せだとは私は思わないですが、困っている子どもたちを支援する制度が充実した
社会であってほしいと思いますね。