[2022年10月1日]
みなさん、こんにちは。
みなさんは、"法"と聞くと何を思い浮かべますか。
"法"とは、"守るべききまり、おきて"。主に国など広い範囲で決められたルールのことを指します。
法に触れる、なんて言葉を聞くととんでもない過ちを犯してしまった…と多くの人が思うことでしょう。
1928年の今日、"陪審法"という法が施行されました。
陪審法とは、抽選を重ねて選ばれた12人の"陪審員"が、素人の立場で審理に参加し裁判に参加する制度です。
陪審員は裁判官ではないですが有罪かどうかの判決も行い,
有罪の場合にどのような刑にするかを裁判官が決めていました。
この陪審制度は昭和18年まで行われました。
一方、裁判員制度は、裁判員と裁判官が一緒に有罪判決や有罪の場合どのような刑にするかを決める制度です。
裁判は人の人生を左右させるものですから、もちろん"法"を軸に、審議は慎重に行われます。
しかし、知識ある第三者が"法"のみにしばられた判断を行うと、罪のわりに軽い刑を下してしまうなどの結果を招いてしまうことがあります。
犯した罪に対する刑が、重すぎず軽すぎないようにするための工夫が行われていますね。
みなさん、法律は難しいですが、分かりやすい本があればぜひよんでみましょう。