[2022年10月28日]
みなさん、こんにちは。
みなさんは、"速記"術はご存じですか。
速記とは、線や点でできた符号などを使って、人が話す言葉を速くメモ書きする技術です。
誰かが話している内容をメモするとき、人の話すスピードにメモが追い付かないことがありますよね。特に、漢字で書いているとその間に話が進み、肝心なことを聞き逃しかねません。
主に議会や法廷の場で、聞いているものが特殊な"速記"の記号を使って話を書きとります。
書いた内容を後で見返すと、正確に抜けもれなく情報を読み取ることができますが、素人にはまず"速記"の文字自体が読めません。
速記の字体はアラビア文字に似ています。
1882年の今日、田鎖綱紀氏が東京の日本橋にて、日本初の速記講習会を開催しました。
正確性とスピードを競う速記の大会もあります。
速記術を極めると、重要な会談の書記を任されることになるかもしれませんね。