[2022年11月24日]
みなさん、こんにちは。
本日は、"いい(11)ふ(2)し(4)"の語呂合わせから"鰹節の日"とされています。
かつおぶしの歴史は、漁民だった角屋甚太郎が"燻乾製法"を考案したことで始まりました。冷蔵庫もない江戸時代、食品を衛生的に保存する方法が人々の間で考えられていました。水気のあるところにはカビが生えますが、この燻乾製法では水分を取り除き、悪いカビをはやさないようにすることができます。
さまざまな電化製品が産まれ、保存技術も向上した現在でも、鰹節は"燻乾製法"でつくられています。
例えば、その日海に出て良いかを一番知っているのは、海とは離れた都会で生活している研究者ではなく、毎日海を見ている漁師さんです。研究によって発見されることは世の中にたくさんありますが、自然界のものだと実際に目で見て確かめることができるほど、身近にあることが重要です。みなさんも、身近に当たり前にあるものをよく観察することで、新たな発見があるかもしれません。