[2022年11月28日]
みなさん、こんにちは。
ヨーロッパの歴史上には、のちに"大航海時代"と呼ばれる時期があります。
コロンブスが南アメリカ大陸に到達したのは有名ですが、他にも、"マゼラン"率いる一行が世界一周を果たしたことも忘れてはいけません。
1520年の今日、マゼラン一行が、南米大陸南端の海峡を通過して太平洋に出ました。
太平洋では穏やかな航海を続けることができたことが、"平和な・穏やかな大洋→太平洋"という名前の由来になっています。
マゼランたちが通ったこの海峡も、のちに"マゼラン海峡と名付けられました。
マゼラン本人は航海途中で命を落としてしまいますが、マゼランの意志を継ぐ一行は無事ポルトガルに帰国することができました。
当時の技術で、命の保証のない航海に出た一行は、時代の先駆者であり、まちがいなく勇者でした。
危険を冒してでも、未知の領域に足を踏み入れるということは魅力的なことでもあります。
たいていの予測をつけられるようになった現代ですが、いつかまた私たちの手で宇宙の未知の領域を開拓する日が訪れるかもしれませんね。