[2023年1月7日]
みなさん、こんにちは。
本日は、"七日正月"と呼ばれ、各地で七草がゆを食べるという風習があります。
もともとは中国で、肉以外の七種類の野菜を入れたものを食べるという習慣があり、平安時代に日本に伝わってきました。
七草はセリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロの7つです。もともと野菜には体に良い作用が期待されており、七草もそれぞれ具体的な効用があるため、今年一年の"無病息災"を祈って食べられるようになりました。
たとえば、セリには鉄分が多く含まれており、ハコベラには野菜としては比較的たくさんのたんぱく質が含まれています。
みなさんがご存じかと思う"セロリ"は、セリ科の植物です。ハーブに似た独特の芳香と風味が特徴的です。
現代は人工的に育てて量産できるような野菜が増えましたが、昔から食べられていた"野草"には栄養満点のものがたくさんあります。みなさんもぜひ、普段食べる機会の少ない珍しい野草を食べてみてください。