[2023年1月20日]
みなさん、こんにちは。
本日は、二十四節季で"大寒"にあたる日です。
ただ、個人的には今年の冬はそこまで寒いと思っていないのですが、去年の冬がラニーニャ現象により例年より厳しい寒さだったことからそう感じているのかもしれません。
ラニーニャとはスペイン語で"女の子"を指し、太平洋西側の赤道付近の海水温度が低くなる現象を"ラニーニャ現象"と呼びます。
その反対はエルニーニョで、エルニーニョは"男の子"を意味するのですが、その男の子とは幼少期のイエス・キリストを指すニュアンスが含まれているそうです。
エルニーニョ現象はラニーニャ現象と逆で、同じ海域の水温が高くなります。これは、赤道付近の暖かい海水が流れ込んでくることで起こります。
エルニーニョ現象とラニーニャ現象は一定の周期で交互にやってきます。この現象によって海域周辺の漁獲量や、気候の影響なら日本にまで出てきます。
もちろん、自然の現象なので操ることはできません。しかし、様々な原因がからみつつ規則性をもって発生することが分かっているので、私たちは自然現象をうまく利用することもできます。自然と上手に付き合っていきたいですね。