パソコン版を見る

加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2023年2月10日]

こつこつと

みなさん、こんにちは。

みなさん、数学者のガウスをご存じですか?

1777年にドイツ北部の都市ブラウンシュヴァイクで生まれたカール・フリードリヒ・ガウスは、幼少期から才能を発揮していました。

彼は15歳の時、なんと1日15分ずつ時間をかけて、1,000個ずつの自然数にそれぞれいくつの素数が現れるかを調べていました。

研究の結果、彼は数が大きくなるにつれて現れる素数が減っていくことに気がつき、これは"素数定理"という数学の予想として名付けられました。

素数とは、3や5などのように"1と自分自身以外に約数を持たない数"のことを言います。1は素数に含まれません。

素数を導きだす公式などは見つかっておらず、かつ数学界ではあらゆる分野で要となってくる"素数"は、身近でありながら未知の部分も多い魅力的な数です。

15歳の少年が、1日15分ずつこの"素数"について研究し続けていたのです。高度な自由研究ですね。

ガウスのような天才的な着眼点をもち壮大なテーマについて研究することはなかなか難しいですが、日々少しづつなにかを"研究"するという姿勢、コツコツ続けるということは誰にとっても大切ではないかと思います。

みなさんも、どんな小さなことであっても何か"続けて"みることをお勧めします。