[2023年2月27日]
みなさん、こんにちは。
みなさん、"素粒子"についてご存じですか。
科学者が研究している内容に"素粒子"という言葉がよくでてくるため、難しいイメージがあるかもしれませんが、素粒子は"物質を構成する最小の単位"のことです。
"原子"は、"物質をつくる最小の単位"です。陽子と中性子からなる原子核があり、その周りを電子が周っている状態ではじめて1個のの"原子"となります。原子はとてつもなく小さいので、数えきれないほど集まって、ようやく私たちの目に見える"物質"になります。
"素粒子"は、原子を構成している陽子、中性子1つ1つを指します。陽子は素粒子の1つであり、中性子は素粒子の1つです。
素粒子にはほかにもいろいろな種類がありますが、性質によって大きく3グループに分けられます。
"物質を作る物質粒子"、"力を伝えるゲージ粒子"、"質量を与えるヒッグス粒子"の3グループです。先ほどの陽子や中性子は、"物質を作る物質粒子"に分類されます。
ヒッグス粒子という言葉は、みなさんも聞いたことがあるかと思います。ここからの話は確かに専門的になりますが、ヒッグス粒子を研究することでいったい何が分かるのか、こんな小さなものをどうやって観測しているのかなど、調べてみるとおもしろいです。
"難しい話だ"で片付けるのは、私はもったいないと思います。ぜひかじってみてください。