[2023年3月14日]
みなさん、こんにちは。
本日は"円周率の日"です。小学校の時は計算上"3.14"として使用される円周率ですが、中学になると円周率は"π"と表すようになります。
ご存じのとおおり、円周率は(円周)÷(直径)によって得られる値で、どんな大きさの円でもこれを計算すると3.1415…という無限小数になります。
例えば、正六角形は大きさが同じ正三角形を6個敷き詰めた図形と考えることができます。一辺3cmの正六角形は中心から頂点までの距離も3cmとなります。
この正六角形は、半径3cmの円にすっぽりおさまり、(正六角形の外周)÷(円の直径)を計算すると"3×6÷6=3"となります。
円でいう"円周率"の値は、正六角形ではぴったり"3"となりましたが、これを正七角形、正八角形…と変化させていくと当然値が変わってきます。そしてどんどん大きくすると、だんだん形も円に近づいてきます。
円という図形は"角"がなく、この正多角形の角を限りなく大きくしたものと考えられます。厳密には違いますが、円は"正無限角形"のようなものです。
ちなみに、"六万五千五百三十七角形"からもう"円"と呼んで良い見た目になるそうです。人の手では描けませんね。
他にも、円周率発見の歴史などぜひ調べてみてください。